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ニュースリリース

2006/8/23

立形内面研削盤の海外展開を本格的に開始
~立形内面研削盤「T-182S」をシカゴショーで公開~

  • 立形内面研削盤「T-182S」

  •  国内面研削盤のトップメーカーであるトーヨーエイテック株式会社(本社 広島市南区、山本健一社長)は、立形内面研削盤「T-182S」を9月6日から13日まで開催される世界3大国際工作機械見本市の一つである米国のIMTS2006(通称シカゴショー)に出品する。

     今回出品するT-182Sは、昨年の夏に国内で販売を開始した立形センタレスタイプの内面研削盤で、同社が立形内面研削盤を展示会に出展するのは国内を含めこれが初めてのこととなる。同社ではシカゴショーを機に、海外でも立形内面研削盤の受注活動を本格化させる予定である。

     トーヨーエイテックは今年2月、国内企業としては初めて内面研削盤の生産累計10,000台を達成するなど、内面研削盤の国内トップメーカーとして着実に実績を積み重ねている。昨年からは従来の横形内面研削盤に加え、立形内面研削盤を新たに市場導入し、国内を中心に機種バリエーションの拡大を図ってきた。

 現在の立形内面研削盤のシリーズは1型から3型までの3機種(T-181C、T-182S、T-183C)で、内径1.5mm~700mmまでの部品の加工が可能である。同社では、基本的なバリエーションが整ったため、この機会に海外でも立形内面研削盤の積極的な展開を図ることにしたもの。

 今後はこの3機種をベースとした新機種の開発を進めるとともに、新たに1mを超える部品が加工できる超大型の立形内面研削盤も開発中である。同社では、内面研削盤のトップメーカーとして、さらに幅広い商品展開を図る予定である。

シカゴショーでの展示内容

出展機

立形内面研削盤(センタレスタイプ) T-182S

その他

加工サンプル品、商品説明パネル、映像など内面研削盤に加え、同社が得意とする自動車用エンジン(シリンダーブロック)の仕上げ加工機(ホーニング盤、ボアフィニッシャー)などの商品を、加工サンプル品や説明パネル、映像を使って訴求。