ニュースリリース
2017/12/22
2017年度「地域未来牽引企業」に選定
-経済産業省より、医療機器ビジネスの領域で魅力ある企業として選定-
トーヨーエイテック株式会社(本社:広島市南区、社長:成沢信彦)は本日、今後の地域経済を牽引することが期待される魅力ある企業として、経済産業省から「地域未来牽引企業」に選定されました。
経済産業省は、本年7月31日に施行された「地域未来投資促進法」により、今後地域の特性を生かして高い付加価値を創出し、地域の事業者に対する経済的波及効果を及ぼすことで地域経済を牽引する事業「地域経済牽引事業」を促進しています。この関連施策として、2,000社程度を地域未来牽引企業に選定し、支援することを目指しています。選定には地域経済を牽引してきた主要企業を対象とした「地域経済の大黒柱」部門と、新たな地域の牽引役として期待される魅力ある事業に取り組む企業を対象とした「未来挑戦」部門があり、トーヨーエイテックは未来挑戦部門で推薦を受け、選定されたものです。
トーヨーエイテックは工作機械事業、自動車部品事業、表面処理事業の3事業を柱に、国内外で企業活動を展開しています。現在は各事業のコア技術(精密加工技術や表面処理技術)を活用して、医療分野へも進出しました。特に、冠動脈ステント用として開発した医療用DLC(ダイヤモンドライクカーボン)は、体内での生体適合性が極めて高いという特長があり、既に医療用具・設計製造品質マネジメントシステム規格(ISO13485)や、薬機法で必要とされている医療機器製造業の登録をしています。現在では、医療用途の安全性確認済みのDLCを医療機器ビジネスの中心に据え、広島県のひろしまヘルスケア推進ネットワークを始めとする地域の産学官の協力を得ながら外科用手術器具やインプラント等への展開を進めており、今回の選定はこれらの取り組みが評価されたものと考えます。