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ニュースリリース

2016/03/29

新型ホーニング盤「TVH-05」を開発
- 間口750mmのコンパクトなサイズに、1軸で荒・仕上げ切替え機能を搭載 -

  • トーヨーエイテック株式会社(本社:広島市南区、社長:成沢信彦)は、新たに内径50mmまでのワークのホーニング加工を行う「TVH-05」を開発し、このたび本格的に販売を開始しました。TVH-05は従来の中型ホーニング盤「T-31N」の後継機で、間口750mmのコンパクトなサイズを実現するとともに、1軸加工機でありながら1本のツールで荒ホーニングと仕上げホーニングの切替え機能を搭載。最高ストローク速度30m/minの高速加工と相まって、高精度・高能率加工を実現しています。

    今回開発したTVH-05は生産ラインの短縮化に寄与するコンパクトなホーニング盤です。間口750mm、奥行1,540mmのサイズは従来機に比較して据付面積を60%削減しました。
    主軸が1本のシンプルな仕様でありながら、クラス初の荒・仕上げ切替え機能付きホーニングツール(特許申請中)を搭載しています。荒加工用の砥石と仕上げ加工用の砥石の2種類を組み込んでおり、NCの砥石拡張により荒ホーニングと仕上げホーニングが1本のホーニングツールで切替え可能となりました。さらに、同社独自の砥石制御技術「TFCS」(Toyo Force Control System)の採用などにより、安定的に高精度加工を実現しています。

    高能率加工を目的に、主軸を高剛性・軽量化しました。駆動部分を重心位置に近づけるレイアウトと砥石状態を最適にコントロールできるTFCSにより、最高ストローク速度は従来機比約1.4倍となる30m/minの高速ホーニング加工を実現するとともに、1.7Gの高加減速度を達成しました。これにより、従来機に比べて大幅に加工能率を高めています。

    生産効率を高める豊富なオプションも用意しています。最大4本のホーニングツールを搭載できるATC(オートツールチェンジャー)をはじめ、搬送装置、計測装置などを組み合わせることにより、多種・混流生産でも高い生産性を実現します。

  • TVH-05

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TVH-05の基本仕様

据付寸法(間口×奥行×高さ): 750×1,540×2,210mm

加工できる工作物の最大内径: 50mm

加工できる工作物の最大長さ: 90mm

主軸ヘッド数: 1

主軸最高ストローク速度: 30m/min

主軸最高回転速度: 1,200min-1