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ニュースリリース

2015/10/14

立形複合研削盤「TVG-20C-2S」を開発
-「メカトロテックジャパン2015」に、TVGシリーズの新商品を出展-

  • トーヨーエイテック株式会社(本社:広島市南区、社長:成沢信彦)は、新たに小型の立形複合研削盤「TVG-20C-2S」を開発。10月21日からポートメッセなごやで開催される「メカトロテックジャパン2015」に出展します。TVGシリーズは従来の立形研削盤の構造を一新し、2010年10月に発売を開始した立形研削盤のシリーズです。現在は小型のTVG-15Cから大型のTVG-90Cまでラインナップしており、高精度・高能率を実現したコストパフォーマンスに優れた点がお客様から好評を得ています。

    今回開発したTVG-20C-2Sは、小型のTVG-15C(最大加工径150mm/主軸固定式/大量生産用)とTVG-35C(最大加工径350mm/主軸移動式/変種変量生産用)の間をカバーするためにラインナップに加えた機種です。TVG-15Cではカバーできない内径200mm(外径320mm)以下の変種変量生産用に適しています。TVG-35C以上に採用している、切込軸(X軸)とテーブル軸(Z軸)とを独立させX軸上に主軸を配置するユニークな主軸移動式を踏襲。これにより、加工負荷によるZ軸のねじれを低減すると同時に、低重心・高剛性による高精度加工を実現しました。機械本体の間口は1,600mmとコンパクトなサイズでありながら、ターレット装置に加えて内径用と外径用の2つのホイールヘッド、オートツールチェンジャーを搭載。ワンチャックで内径、外径、端面などの複合加工と、大量生産、多種少量生産などの変種変量生産を実現しています。

    メカトロテックジャパンは、西暦奇数年に名古屋で開催される工作機械の見本市です。日本で開催される工作機械の見本市としては、日本国際工作機械見本市(JIMTOF)に次ぐ規模を誇る展示会です。メカトロテックジャパン2015では、TVG-20C-2S に6軸ロボットと6連仕様のワークストッカーを組み合わせ、ギヤの量産ラインを想定した展示を行う予定です。

  • TVG-20C-2S

TVG-20C-2Sの基本仕様

据付寸法(間口×奥行×高さ): 1,600×2,450×2,600mm

研削できる工作物の最大外径: φ320mm

研削できる工作物の最大内径: φ200mm

研削できる工作物の最大幅: 150mm

メカトロテックジャパン2015出展概要

会期: 2015年10月21日(水)~10月24日(土)

会場: ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)

小間番号: 3号館 3A06

展示物: TVG-20C-2S実機(ロボット、ストッカー付き)、商品紹介パネル、映像、他