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省スペース:間口が980mmであり、1mを切るコンパクトなサイズとした。従来の横型スクロール加工機と比較して20%という省スペース化を実現している。 |
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高速・高精度加工:横型スクロール加工機で好評を得ている、同社独自の切削点一定制御(ベッドの熱変形が発生しても加工誤差の出る方向を制御することで、輪郭精度を高める方法)を採用し、マシニングセンターでは困難な輪郭精度±5μmを達成している。これに加え、新設計のdn値200万・毎分4万回転とdn値180万・毎分4万5千回転の2ヘッドスピンドルを搭載、移動質量の軽減や高出力サーボモーターの採用による高追従性などにより、高速・高精度加工を実現した。 |
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省エネ:スピンドルの潤滑方法を、従来のオイルミスト式からオイルエアー式に変更することで、エアー消費量を65%削減した。さらに、スピンドルアンプやサーボモーターを最適設計することなどにより、電力消費量を50%低減している。 |
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容易な段取り・ローディング:C軸がローディング位置(機械正面の作業側)まで移動するため、段取りやローディングが容易である。 |